チック症の克服

チック症とは


チック症とは、身体の各部分がピクピクっと 震えたり素早い動きが何度も起こる状態で心身症の一種です。本人の意識とは関係なく、繰り返しおきてしまいます。まぶたがぴくっと動く、肩をぴくっと動く、頭がふれる、ほほが動く、顔をしかめる、口が動く、鼻をフンフンなる、咳払いなどいろいろとあります。一番多いのは瞬きの様です。同じ単語を何度も連発すしたり大声で叫ぶチックもあります。

幼児(3歳頃)から小学校中学年程度の子供に多く見られます。あまり多く知られていませんが学童や思春期にも時々現れたり大人になってからも 時折なる方がおられます。
いずれの場合も、本人はなりたくてなっているわけではなく、また止めようと思っても止めることができない状態でいるのです。
身体症状を誘発する心理状態を無意識に使ってしまい、身体がチック症状を覚えてさらに長引かせたり、一時治まっていても 身体症状を誘発する心理状態は自然と変わるものではないので その本人の中になる不安や恐れが再発させてしまうことも多くあります。

 


周囲の人が出来る対応
本人の身のまわりの環境において、不安や怖さを感じさせる状態を、表現していると考えれる場合が多くあります。本人が意識している場合もあるし意識してない場合もあるが、黄色信号を発信しているといえるでしょう。
まわりの人が、チックを止めさせようとして一生懸命になってしまう場合もあるでしょう。本人にとっての緊迫した緊張状態を乗り越えるのを、まずは優しく気長に見守ってあげましょう。
多くの場合、チックは自然におさまっていくでしょう。
この様な対応をしてもチックが続き、親御さんや周囲の人の不安が強くなったときは、専門家に相談して下さい。

 

チック症治療改善
医療機関([小児科、精神科、神経科などのある病院やクリニック)
心身症や神経症と判断されることが多いようです。向精神薬による薬物療法が中心の様です。医療機関では短時間のカウンセリングはありますが改善する為には不充分の場合が多いようです。
心理療法
本人の言葉の理解が未熟であったり本人がよくなって治りたいと思っていない場合、カウンセリングは親御さんにお受けいただきます。親の影響が大きい場合には、親だけでセッションをお受けいただくことが必要な場合もあります。8歳を超え言葉とイメージが繋がっており自分で治したいと思えたら本人だけのセッションを受けることにしましょう。


家族や接する方々へ

チック症は本人にしか分からないので家族や接する人たちは怠けているだけに思うこともあるでしょう。決して甘えているだけではありません。本人なりによくやって居るんです。家族や周囲の人たちは以下のことを気をつけられてはいかがでしょうか。

既に自分なりに頑張っているので「頑張って」などという励ましの言葉は言わないでおきましょう
「チックなんて大きな問題ではないよ」などと軽くしてあげるつもりでいった言葉で”分かってもらえない”と心の距離を作ってしまいます
無理な外出や運動より「ゆっくり休んでいい」とそのままをいけ入れてあげませんか
家族や接する方々に理解していただく必要があるのは、【一人で解決できる心の状態ではなくなっている】と言うことです。

チックの治癒への早道
家族や接する方々の努力だけで改善へ向かいにくくなっている時は心の専門家に相談しましょう

 


●何度もチック症が現れる方、そして 薬だけでは改善が感じれない、何年もかかっている方は、気持ち・心の方へのアプローチをお考えになると、改善が早い場合がありますので、私ども(大阪府大阪市中央区の心理センターなんば)での治療を検討してはいかがでしょう。医薬品を使って治療する医療行為は行っておりません。

 

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